世のヨガ・アーユルヴェーダ実践者なら太白ごま油でのオイルうがいは基本の習慣でしょうが、私はつい忘れてしまったり、面倒くさかったりして、なかなか習慣化できていませんでした。
だけどある時、何か新しいことを習慣化するには、
「既に長年行っているルーティンに繋げてアクションを加えると習慣化しやすい」
と何かで読んだのを思い出して、3月のコロナ自粛の頃から朝の習慣にうまいこと繋げる(今回は“乗せる“といった方が雰囲気が合ってるかも)ことができて気が付けば半年近く毎日続けられています。
現在の私の朝のルーティンはこんな感じです。
起床 → トイレ → 歯磨き&舌ゴケ掃除 → 洗顔 → 朝日を浴びながら玄関前の植物へ水やり(やらない時もある) → キッチンへ行く → 鉄瓶を火にかけ白湯の準備 → 昨晩洗った食器達の片付け &キッチン周りの整頓 → わんこ達におはようの挨拶 → ストレッチ&ヨガ&瞑想 → わんこ達と散歩(天気やその日の予定による)→ オイルトリートメント(やらない時もある)→ シャワー → 朝食
といった感じなのですが、白湯の準備で鉄瓶に火にかけてからの〜オイルうがい開始、からの〜キッチン周りの整頓が終わるまでをうがいの時間に当てるようにしました。
習慣化するには忘れないように目に見えるところにそのものを置く、手順はシンプルにして、がやりやすい。
と思うので、キッチンのコンロの近くの見えるところにうがい用のオイルのボトルポンプを置いて、ちょっとお行儀が悪いですが、ポンプから直接口元に向けてオイルを3プッシュ入れ込むようにしました。今までは大さじにとってやってたのですが、何気に面倒でした。
こんな感じでだいたい少なくとも3〜4分はうがいができます。最低5分はやりたいなと思うので最初の頃はタイマーで測って行っていました。
オイルうがいには嬉しい効果がたくさんです。
この先100歳まで生きるかもしれない時代です。
今から少しでも楽に幸せに年を重ねられるよう心身に良いとされる昔々の人たちが教えてくれた習慣を貴方なりのアレンジをして取り入れてみてください!
《オイルうがいの効果》
・毒素排出で口内炎症予防・・・太白ごま油の成分のセサミンやセサモリンなどの脂肪酸が歯肉の奥に潜んでいる細菌(親油性の)を引っ張り出してくれる。だからオイルプリング!って言うのよ。Pullは「引っ張る」の意味ですもんね。
・唾液量が増えて代謝力アップで若返る・・・オイルうがいをしていると自然と唾液が出てきます。唾液には味を感じやすくさせる働き、口内の粘膜保護&抗菌など代謝を活発化する働きがあります。食べ物の最初の消化はお口からです。「唾液を出してしっかり噛んで味を感じる」、この当たり前のような働きをいつまでも維持して毎日美味しくご飯を頂けたら幸せだと思います。(今、こうしてオイルうがいのことを考えるだけでも私は唾液が出るようになりました。良いのか悪いのか😅)
・お口と顔の筋肉運動でリフトアップ・・・ほっぺを膨らませてしっかりグチュグチュ音が立つくらいに左右にブクブクするとけっこう疲れます。私は最初の頃は口元が緩みブェっとオイルをこぼしてしまったことがありました。ほうれい線の予防にも繋がると言われています。
・声が美しくなる・白髪を減らす・・・と、古典書には書かれています。声が綺麗で髪も綺麗だと若々しい!
《オイルうがいのやり方》
1・大さじ2〜3杯くらいの太白ごま油を口に含む。(私の場合、ボトルポンプから直接💦)
2・上を向いてガラガラと喉の奥のお掃除をしてから、ほっぺたを右左に交互に膨らましてグチュグチュ音が出るくらいうがいをする。この時しっかり口を閉じていないと漏れるかもしれないので頑張って!時に上下にグチュグチュも気持ちの良い筋肉運動になります。
3・うがいを続けていると唾液が自然とどんどん出てきてオイルと混ざるので口の中のオイルっぽさがなくなります。15分程度するのが理想です。私は出来ないので今のところ5分で良しとしています。その代わり毎日するぞ。と。
4・キッチンペーパーやティッシュなどに吐き出して捨てる。その後お湯ですすいでも良し。
このオイルうがいは朝の朝食前のルーティンに組み込むのがおすすめですが、歯医者さんの意見では寝る前に口の中をきれいにして寝るというのも良いそうです。
うがいをした後は口の中は爽やかな甘さを感じます。
コロナウイルスが暴れ始めた頃からメディアでもオイルうがいに注目することが何度かあったようです。健康維持のため、アンチエイジングのために皆様も是非やってみて習慣化してみてください。
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