Ayubowan~
尾山台の一日一名様、
「細胞と心の純度を取り戻し、もっと美しく、自由に生きる!」を応援する
アーユルヴェーダサロン Punya Minyaです。
この夏はとても暑かったですね。ここ最近は湿度も高くベタっとして私は、オシャレをする気が萎えております。(元々オシャレには疎い方ですがね💦)
早速ですが、汗はかけますか?
アーユルヴェーダの古典書にこんなことが書かれています。
”健康とは、バランスの取れたドーシャ(生命エネルギー)、
バランスの取れたアグニ(消化力)、
バランスの取れたダートゥ(体組織)、
正常に排泄されたマラ(排泄物)、
汚れのないアートマ(魂)、インドリア(感覚器官)、マナ(精神)のことです”
今回は4行目に注目です!
人間の3大排泄物に「汗、尿、便」がありますが、便や尿は気にしていても汗についてあまり気にしていない、という方、
汗を蔑ろにしてはいけませんよ。動物で唯一汗をかいて体温の調整をできるのは人間だけ。その神から与えられた素晴らしい機能を使えていないというは、どうかしらね。
しかしながら、当サロンには「汗、かけないんですよ」というお客様が結構いらっしゃいます。
汗をかけない原因の主な理由は、
●室内と外との気温差の激しい環境で体温調節がうまくできなくなっている、
●ずっと涼しい環境で生活していたり、運動をしないで、汗腺が衰えている、
●疲労やストレスで自律神経が乱れている状態になっている、
●加齢で発汗機能が低下している、
などです。
汗をかけないそこの涼しげな顔の貴女、これを読んで思い当たることありますか?(笑)
日頃の適度な運動と、ストレスケアって本当に大事ですね!!
4000年以上も前に書かれたアーユルヴェーダの古典書で述べているように、
汗をちゃんとかけるということは、健康な生活、人生を歩み続けるために重要な事です。
アーユルヴェーダではメインの治療法であるパンチャカルマ(浄化療法)の前準備の治療としてスヴェダナ(発汗療法)とオイルトリートメントが施されるのです。
当サロンの施術でも発汗することをとても重要視しておりますので、
基本のメニューでは薬草オイルをたっぷり身体にすり込んだ後は体質や体調に合わせて最長30分を目安に、パラフィンシートにくるまり、遠赤外線の岩盤シートで体をサンドしてじんわり体を芯から温めいく発汗の時間を設けています。
スヴェダナの期待する効果は以下の通り。
●薬草オイルの浸透を促す
●過剰なドーシャ(生命エネルギー)の排泄
●重金属、農薬、添加物など化学物質の排泄
●活性酸素の除去
●血行促進(→結果、冷えの改善、こりをほぐしたり、痛みを和らげたり、肌艶が良くなったり)
●睡眠の質を良くする
要は、体を温め薬草オイルを浸透させ要らないものを尿や便から出しやすくして、実際汗からも少し出るのでデトックス効果だったり、心身の巡りが良くなり、健康維持促進を狙う。ということです。
お客様の特徴としてVata(風体質)の方は汗をかきにくい傾向にあり、30分しっかり温めても「温かくて気持ち良い〜。もっとこのままでいたい〜」なんて言われる方もいます。
そんなVata体質の方と、心身の重さを感じているKapha体質の方にはしっかりとスヴェダナを習慣にして頂き、良い汗をかけるようになって頂きたいです。
実際に、当サロンに通うようになり、前より汗をかけるようになったという方もいらっしゃいます。
あとはホットヨガに通うようになって、汗をかけるようになった方も結構いらっしゃいます。
ちなみに、Pitta(火)が強い方は、岩盤シートの温度は最低温度に設定し、5分で汗ビッチョリ、もう十分です!となったりします。なので夏の間はサロンに来るのはお休み!という方もちらほらいらっしゃいます(笑&寂しい💧)。
体質でこんなにも違うのが面白いですよね。
そうそう、Pitta体質の方のホットヨガもあまりお勧めではないですね。熱い中で体を動かし汗だくでPittaのエネルギーが過剰になることが容易に想像できますね。Pittaの方がヨガをするなら爽やかな空の下とか涼しいところでするのが良さそうじゃないですか?
汗をかけない方、どうぞ当サロンで汗をかく練習にいらしてくださいね。
長文を最後まで読んで頂き有難うございます。
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