Ayubowan~
尾山台の一日一名様、
「細胞と心の純度を取り戻し、もっと美しく、自由に生きる!」を応援する
アーユルヴェーダサロン Punya Minyaです。
今朝から8年前に104歳で亡くなった祖母のことを思い出して過ごしています。
タイトルの「幸か不幸かは自分だけが決めること」は、8年前に104歳で亡くなったおばあちゃんが教えてくれた言葉です。
私は、アーユルヴェーダを学ぶようになってやっとこういった事を意識するようになりましたが、おばあちゃんは人生を通して哲学というか、宇宙の摂理を身につけていたのだろうなと思います。
幼い頃の私は、おばあちゃんのことを、なんというか、「幸せそうだな」と思った事は
ありませんでした。
大きな農家に嫁ぎ、家族やら姑やらの世話をして、農業もして、毎日の家事に追われ、いつおばあちゃんちに行っても忙しなく動いていました。
生涯で行った旅行は県内の温泉旅館や婦人会で参加した関西への旅行などの3回だそうです。
それを聞いた時、私は「たったの」3回か。しかも近場が2回か、と悲しい気持ちになりました。
でもおばあちゃんは「3回も旅行に行かれて自分は幸せだ。」と言っていました。
物事捉え方次第で、自分を幸にも不幸にもするんですね。
夢や希望や目標を持つことはとても大事だけれど、もっともっと!と追えばキリがないです。
まずは自分の今ある全てに感謝だな。と。
今日も美味しいご飯をいただけたこと。
お散歩で見たお花や空や川が美しかったこと。
仕事中、わんこ達が大人しく寝てくれていること。
このブログを書くためのパソコンがあること。
夫も私もわんこ達も健康であること。
こちらも数え出したらキリがないほどたくさんあることに気づかされます。
将来の目標や希望を考えると胸が熱くなります。
あれもない、これもない、もっと!と考えると不安になり胸がわさわさします。
あれもある、これもある、今の幸せを思うと心が暖かくなります。
おばあちゃんは、最後まで可愛らしい人でした。
一粒のみかんを味わう人でした。
動画、見られますか? ↓
おばあちゃんは「命」に対してポジティブな人でした。
こんなことを言っていました。
「神様から授かったのこの命、もうすぐ102歳だとさ!はっはー!じい様はあの世で若い嫁っこもらって楽しく暮らしてるから、邪魔するなと。迎えに来ないから自分じゃいつ行っていいだか決められねぇ!」
いつも老人ホームに会いに行くと、
「会いに来てくれて本当にありがとう。この上なく嬉しい!」
別れ際にはいつも
「ありがとう!また来てね!元気で頑張るから!」
とこちらが「元気でね」と言う前に自ら元気でいることを宣言してくれていました。
本当は、みんなが帰った後は寂しくて泣いているんじゃないかな、たまには外で過ごしたいだろうなとか、色々と勝手に考えてしまいますが、「おばあちゃんは幸せだよ」と私たちに伝えてくれいたことには本当に感謝します。
私たちも早かれ遅かれこの世を去る時が来ますが、
今ある幸せを大切に、過ごしたいな。と
改めて思う土曜の朝でした。
長文を最後まで読んで頂き有難うございます。
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