Ayubowan〜💕
今日は風が強かったですが、そのおかげでとてもクリアな空を楽しむことが出来ました。
アーユルヴェーダは、引き算(=デトックス)の医学であり哲学です。
基本的に体や心に入ったものを、消化せず(or 消化できず)にいつまでも留めておくと、
いずれ溜まったものが腐敗して病の元になります。
体や心に何を入れるかはとても大事ですが、出すことをむしろ重視していたります。
先日のインド哲学の授業でのお話が面白かったのでシェアさせて頂きますね。
「give and takeよりも
GIVE and give. give, give, giveを続けなさい。
そうすれば、
神様はあなたをFORG IVE(許す)します。
GET(take, 取る、もらう)ばかりしていると、
神様はあなたをFORGET(忘れる)します。」
とインド人の先生はお話ししました。
インド哲学でいう神様とは一言で言うと、
大いなる宇宙そのものであり、
私たち人間も宇宙から生まれている、
つまり神様から生まれているというような概念になります。
だから本当は母親がどんな時でも自分の子供を見守り、助けるように、
神様もいつでもどこでも私たちを見守っていて、
見えないけれど一緒にいるような感覚です。
だから、自分ばかりでなく、周囲の人や物事も、
神様(宇宙)から生まれ、存在しているので、
大きな括りでは「one、一つ」だから、
大事にしよう。助けよう、思いやろう。
そうしていれば、神様はハッピーであなたをもっとサポートします。
自分の欲ばかりで生きていれば、
神様に忘れられてしまうよ。
そして、giveは出すこと=デトックスだから、
自分の心と体にもとっても良いことだよ〜
というようなお話でした。
皆さんの中には、英語のフレーズで
「Forgive and forget、許して忘れろ」というのは
聞いたことがあるかもしれません。
それとは全く違う解釈ですが、私はとても面白いと思いました。
自分が人やものに対して何かをして、その相手からの見返りを期待するのは、
宇宙システムからいうと、ちょっと間違ってますよ。
ということですね。
もちろん相手から感謝されたり、お礼などされたらそれはシンプルに嬉しいですよね。
そしてそれは、もしかしたら神様がその相手を通して、施してくれたのかもしれないな、なんて私は思います。
ここでまた、私たち人間の「神性」を感じたりします。
インド哲学、とっても面白いです!
(写真は今日の多摩川河川敷から見た青空です。)
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