だんだん肌寒くなりましたね。温かい飲み物でほっと一息、なんて時間が日常の幸せに気づかせてくれます。
寒い日に飲みたい飲み物の一つのチャイ。
チャイに使うスパイス達のおかげで美味しいだけでなく、血行促進、消火促進、むくみ解消などの健康効果も期待できるので、スパイスさえ揃えてしまえばわざわざインド料理屋さんやカフェに行かなくてもおうちで簡単に作れるのでぜひ作ってみてくださいね。
✨本格的だけど簡単な作り方をご紹介します✨
〈2杯分〉
❤︎紅茶葉・・・ティースプーン2杯
(アッサムがお勧めです。)
❤︎シナモンスティック・・・1本
(スリランカ産のセイロンシナモンがお勧めです。過剰摂取することで肝臓に負担をかけるクマリンの含有量がインド・中国産のカシアシナモンより少なく、香りも上品)
❤︎カルダモン・・・2−3粒
❤︎クローブ・・2−3個
❤︎水・・・200ml
❤︎豆乳(もしくは牛乳)・・・200ml
❤︎甘味(アガベシロップや黒糖などお好みで)・・・適量
チャイに使うスパイスはお家にありますか?新鮮なものほど香りが高いです。できれば有機のものをお勧めします。
私は楽天のサンタローサというお店をよく使います。(お店のリンクが上手く貼れませんでした😅)良質なスパイスやドライフルーツなどをたくさん扱っているお店です。覗いてみてください。
上記のスパイスの量は目安です。お好みで調整してください。今回は入れませんでしたがスライスした生姜を足すとさらに体の温め効果が期待できます。
《作り方》
1)シナモンは手でバリバリとつぶし、カルダモンは爪で割り中の黒い種を潰す(カルダモンはすり鉢ですりつぶすのがベスト)
2)鍋にスパイスと水を合わせて火にかけ、スパイスの成分で湯が茶色くなるまで煮出す
3)火を止めて、紅茶葉を加え大体2分ほど待つ
4)豆乳を入れて再び火にかけ温める(茶葉の煮出し過ぎに注意。渋味が増してしまいます)
5)茶こしでこす。
6)お好みの甘味を加えて完成!
〈ご参考〉チャイに使うスパイスの説明と効能
❤︎シナモン・・・鎮痛作用があり熱や歯痛を沈め、筋肉の緊張を解く効果がある。腎臓を強くして肝臓を温める働きもある。未消化物(アーマ)を浄化、解毒し、循環を助け、消火を促す。血液浄化、利尿作用もある。
❤︎カルダモン・・・鞘の中にある黒い種子にすっきり爽やかなが芳香があり、刺激作用やリフレッシュ作用がある。消化の火(アグニ)を燃え立たせ、胃と肺から乱れたカパ(土・水エネルギー)を除去。
ヴァータ体質の人の神経系の消化不良に効果的。
❤︎クローブ・・・肺と胃の症状に効果的。消化不良、鼻炎、気管支炎によく、冷えを改善させリンパ液を浄化する。穏やかな催淫小夜もある。刺激性(ラジャス)も強いので摂りすぎに注意。特に妊婦や授乳中の人。
なかなかスパイスを使う機会が少ないという方でもチャイで楽しく美味しくスパイスを使えますね!
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