お尻からガスがブーブーパッパカよーく漏れる人〜?
明日からでもクミンをお料理に取り入れてみてください!
うちの家族で名前にSがつく人は一日中漏れるようにガスを放出するんです。「すみませんね。」とちらっと私の顔を横目に見ながら放出するんです。
自粛生活が始まってからは簡単に作れて冷蔵庫の整理にちょうど良いアーユルヴェーダ食の「キチュリ」をよく作るようになりました。
キチュリは日本のお粥のようなもの。
ギー、クミンシード、ターメリック、岩塩、胡椒で味付けします。
(以前ブログでキチュリの紹介をしているので、こちらからレシピをご参考ください。→簡単キチュリレシピ
Sさんはキチュリを食べた日はおならが7−8割減るんです。いや9割と言っても良いかもしれません。
実験的に三日間連続でランチにキチュリを食べさせてみたら三日間ともみごとに家中の空気が汚れずに、空気清浄機も過剰反応せずに済んだのです。
これはキチュリに使うクミン様が良い仕事をしてくれたお陰だと思います。
クミンはビタミンや抗酸化成分が豊富で、免疫力を整えてくれます。
そして消化を促進させ、未消化物・毒素を燃やしてくれるのでガスを作りにくくしてくれるのです!
アーユルヴェーダ的にはVata、Pitta、Kapha全てのバランスを整える万能のスパイスなんです。
おならの原因は便秘や早食い(早食いで空気を口の中に取り込みすぎる)、ストレス、胃腸疾患、芋類の食べすぎ、運動不足、臭いおならは動物性タンパク質の摂りすぎ、などなどです。
アーユルヴェーダ的にはVata(風)エネルギーの乱れとみなします。
風エネルギーを象徴する冷え、乾き、不安、不規則、神経的ストレスなどが原因で腸の働きが低下しているかも。とみます。
ちなみにSさんは上記の便秘やストレスなどいずれも該当しない。「オレは大丈夫」と言います。
しかし彼は冷たいお水を一日2リットル近く飲むのと、朝食にグラノーラ(冷・乾・軽)をよく食べています。それでVataが乱れているのかもしれません。
彼は冷たいお水もグラノーラもやめられないのでスパイスの力を借りて調整ということになります。
ちなみにキチュリに使うターメリックは消化不良、抗菌作用、浄血作用、貧血、むくみに良し!
ギーは活力を高め、記憶力、知力、精力増大、毒物、疲労、不幸を除去!アーユルヴェーダでは最も優れた油と言い伝えられています。
なので、クミンだけでなくキチュリそのものが体調を整えるのにとても良さそうだということがわかりますね!
最近、おならが多いな、と感じたからは生活習慣食習慣、心の状態はどうかなと自問すると同時に、キチャリを食べてみてくださいね。
本来はキチュリはすでに炊いてあるご飯を使うのではなく、栄養価が高く消化の良い緑豆と白米(もしくはバスマティ)を混合させて、たくさんの水に浸してターメリックと煮込み作るものなのですが、私は料理にあまり時間をかけたくないのと、残りご飯を使いたいので上記のような作り方にしています。しっかりアーユルヴェーダの智慧を取り込みたい方はネットでもキチュリのレシピがたくさん出ているのでググってみてくださいね。(実際にインドのアーユルヴェーダ 治療院で食事を作っていた経験のある冨岡和也先生のレシピはこちら→ 専門家のキチュリレシピ
キチュリでなくても、クミンシードの使い道はたくさんあります。ティースプーン1杯を乾煎りしてコップ一杯の水を足して煮出すだけのクミンティーや、キャベツのクミン炒めなど取り入れ方は色々ありますので試してみてくださいね。
家にいることが増えた分、食事を作ることも増えますね。
食べたものが今の自分(心も体も)を作っているんだと認識して、お料理しましょう。(と自分に言い聞かせている)
そしてコロナ明けにはバージョンアップした皆さんにお会いしたいなーと思ったりしております。
それでは今日もキラリと輝いた一日をお過ごしください。
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