こんにちわ。今日は私事ですが、ほぼ聞こえない、触ってもあまり感じないという私の左耳の話です。
Facebookの「過去の思い出」で8年前の今日あたりに突発性難聴の治療入院してたってことを。
仕事やらなんやらのストレスである朝、左耳だけおかしくなりました。その4年後にも父の末期癌闘病中にメニエールのような症状で聴力が更にガタっと落ちました。
入院してステロイド点滴をしましたがあまり効果は得られませんでした。
その後しばらくテレビや雑誌に出ている有名な耳鼻科の先生達の病院をジプシーしましたが、どこも何時間も待たされた割には一通りの聴力検査の後の診察は1分でおしまい。メディアではあんなに詳しく耳のこと話してたくせにー!
最終的には「西洋医学では難聴は難解。今の所これといった治療はステロイドと血流を良くする投薬以外ない。難聴であることを気にすることがストレスになるから現状に慣れるように」と口を揃えてどこでも言われました。
ところが昨年末ごろアーユルヴェーダの施術者であり且つ鍼灸治療もしている理恵さん(http://www.ayur-beauty.com)にルート治療をしてみないかと勧められて、ルート治療の写真を見せられた時は冗談抜きでちびりそうになりました💦💦💦(この投稿の写真もすごいでしょ、驚かせてごめんなさい🙏)なんと70−80本の針をプスプス刺すのですから。
「針はやってみて悪くなることは絶対に無い!」と言われ怖かったけれど、なんでもとりあえずやってみたい性分(風のエネルギーの高い私です)なので、やってみました!
すごいです!
すごいです!
すごいです!
触れてもむくんでいるような、ほぼ感覚のない私の耳周辺に、ズン!と針が響いたのです。
今までお風呂の後に綿棒で耳をお掃除する時、左耳は綿棒が耳の内側に触れるカサカサっとした音は感じない、聴こえない日々だったのに、その日の夜はカサカサっを8年ぶりにキャッチできたのです。
本当は日を開けずに通うべきなのですがなかなか予定を組めず、2週間が経ちまた綿棒のカサカサは聴こえなくなりました💦でもきっと集中してやってみればまた変化が感じられると思っています。
理恵さんが神的なのは、針だけじゃなーい。理恵さんのサロンのある浦和は私の自宅からは遠いから通うのが大変だろうと、私の家から近いところでルート治療をしているクリニックを紹介してしてくださり、私の症状をきちんとその先生に引き継いでくださった事です。
普通なら客を手放さないか、病院ならそこでまた紹介状作成で7000円とか取るでしょ〜
「半分青い」になってからは不便なことが多々あります。人にどこかで呼ばれても聞こえないもしくは、どこから呼ばれているのか方向感覚が鈍い、背後から来る車や人に気づくのがかなり遅くぶつかられたり、ひかれそうになったり。賑やかなところへは行けない。複数の人との会話についていけない、などなど。
また面白いことに私の左耳は健康のバロメーターにもなってくれてます。
緊張や多忙、興奮、夜更かし(今まさに。もう23時だ!)などで交感神経が優位になると耳鳴りがオーケストラ化し、そしてキーッと締め付けられるような感覚になります。「おいおい、美由紀、そろそろ落ち着け〜」と言ってくれます。
最近になってありがたいことに、理恵さんや、漢方内科医師でありアーユルヴェーダの大先生・上馬場先生、近所の深澤治療室のおじいちゃん先生など暖かい方達に出会うことができ、親身に私の耳の事を気に掛けて良くなるようにと、力を尽くしてくださいます。諦めない方が良いと言ってくださいます。
完治できたらキセキ!できなくても明るい気持ちでこの耳と付き合っていけたら良いなと思う今日この頃です。
難聴になってなければアーユルヴェーダにも興味を持つことはなかったでしょう。そしてアーユルヴェーダのある生活でなければここまでたどり着けなかったと思う今日この頃。
長文、失礼しました。
耳の聞こえが変だ!と思ったらすぐに針治療に行きましょう。
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